この機種には思い入れがあります
実はDS1を入手したのは今回が初めてではありません。
そのDS1は電源不良やorzな理由で廃棄になったのですが、デジタル機能はもとより
基本性能でも満足できるものだったので再び入手を狙っていたのです。
で、久々に出ましたDS1、症状はそれなりに重症そう
でもこれを逃したら次はいつ出てくるかわからない
思い切って5千円ぶち込む、ギリギリまであがった。結果は・・・
久々にリターンマッチNV-DS1
いきなり関係ない話ですが、最初に入札した後にこれ出品地域北海道だったら笑えるよなぁとか
考えてたわけですが、本当に北海道でした。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
送料が馬鹿高かったのは言うまでもありません。当方西日本在住
当時の販促用のシールだと思われます。余談ですが、このシールには2種類あって
オリンピックのマークが入っているものは後期ロットに貼ってあったものと思われます
高級機なので機能も豊富です。
当時のパナソニックのトレンドであるGT4Wヘッドはもちろんのこと
編集に必要だったFEヘッドも当然のように搭載されています。
かつて存在したVASSでのサーチにも対応しています
VISSは最後の方まで搭載されていたのにも関わらず結構早い段階で消えていきましたね。
ちなみにVASSとは任意の番号をテープに記録してそれを使ってサーチを行う規格です
DVDでいうチャプター機能と同じものと考えていいかと
VISS=VHS Index Search System
VASS=VHS Address Search System
ふたを開けると操作パネルが出てきます。パナソニックブランド移行後の配置と違いますが、
これはこれで使いやすいと思います。今ならリモコンでメニューをあけて操作するようなことも
当然本体のボタンでできます。当時のパナソニック製ビデオデッキはリモコンがなくても頭出し
以外は本体だけで一通り操作ができたので重宝しました。
お知らせ小窓、当時の松下は表示部のことをこう呼んでましたね。レベルメーターも当然搭載。
この時期のHI-FIビデオはFMのエアチェックに用いることも想定されていましたからね。
個人的にはここの情報量は多ければ多いほどいいと思っています。
下にはこの機種唯一のS入力端子があります。
Sマックロードムービーをつなぐことを想定してたんでしょうね
型番表示、今はなき松下電器産業の文字が・・省エネが叫ばれるご時世で38Wも食べてくれます
サービスコンセントももちろん搭載。連動機能がついているのでFMチューナー等をつないで
タイマーで自動的にチューナーも電源ONといった使い方ができます。
余談ですが、この型番表示もじつはロットによって貼ってある位置が違います。
前期ロットはヒートシンクの下に貼ってあったはずです
必要にして十分の入出力端子ですエディタを接続する編集用5p端子も搭載
欲をいうならS入力端子もほしかったなあと。とうぜん音声は金メッキされています
RF出力の切り替えはスイッチはここについています。
この機種の特徴ともいえるリモコン。初めてDS1を入手したときと同時期にたまたま付属品一式を
1400円くらいで即決落札しました。この時代は横長のリモコンがはやっていたようです。
リモコンがでかいのは高級機の証といわんばかりにごついリモコンが付属されたデッキが
各社からラインナップされていました。
でもリモコンなのに使いにくいのって本末て(ry
リモコンの電源を入れると最初にこの画面が出ます
右下にモード切り替えボタンがあり、
押すごとに画面が変化します
「多機能ではあるがボタンの数はできるだけ少ないリモコン」
の松下なりの回答ではないかと
バーコードシートとスキャナー、液晶なしの古いタイプです。
タイトル入力用シートが付属しているのが他機種と違います。
ビデオタイトラーなしでタイトルが打てるのは松下ではこの機種だけではないでしょうか
タイトル入力はまずスキャナーで本体をタイトル入力状態に切り替えてから入力していきます
最大8文字までスキャンできて、それ以上入力する場合
一度転送してから続きを入力します。
打てるのはカナ・英数字で文字の大きさ、位置、背景をカスタマイズできます。
実際に打ってみました。
文字の大きさ等はデフォルトのままですちなみに録画中だろうが再生中だろうが
表示できるので自己録画してもいいしダビングの送り側にして相手のデッキに録画させてもOKです
このデッキ、基本性能がいいのでデジタル抜きでも十分使えると思います
入手時はカウンター進まず病が発生していたのですが、これも修復できました。
あとは電源のメンテですね。内部紹介もそのときに